マンションの「耐火構造」の種類と用途地域について

マンションの「耐火構造」の種類と用途地域について

 

マンションを選ぶ時など、建物構造の種類や建設されている用途地域などの知識を持っておくことが大切ですが、マンションの構造には鉄筋コンクリート造と呼ばれるものが在りますが、鉄筋コンクリートと言うのは、コンクリートと鉄筋が一つの構造を持つもので、RC造とも言われています。

 

コンクリートは圧縮に強い反面、引っ張りに対しては弱く、鉄筋は圧縮には弱いけれども引っ張りには強いため、2つを組み合わせる事で強い部材になるのが特徴です。

 

また、鉄筋コンクリート造の骨組みとなる鉄骨は錆が生じやすい部材ではありますが、コンクリートで鉄骨を覆っているため、錆の発生を防止出来ると言ったメリットも在ります。

 

尚、マンションは一定の基準を満たす用途地域でなければ建設をすることが出来ないなど、建築基準法で定められています。

 

建築基準法と言うのは、マンションだけではなく建築物全般における法律となりますが、マンションの構造は準耐火構造であること、そして建設出来る場所は防火地域や準防火地域などの定めの中で建設が行われているのが特徴です。

 

準耐火構造と言うのは、壁や柱、床などの構造について、建築基準法で定められた準耐火性能における技術的基準に適合しているもので、建設大臣が定めた構造方法、建設大臣の認定を受けたものを準耐火構造と言います。

 

防火地域と呼ばれているのは、都市計画法で定められた地域で、防火地域に建設される建築物は、耐火建築物、簡易耐火建築物しか建てる事が出来ないエリアになっています。

 

マンションの「耐火構造」の種類と用途地域について

 

これに対し、準防火地域は防火地域と同じく都市計画法で定められている地域で、地域内に在る一定規模の建築物、屋根や延焼等の危険性を持つとされる建物の外壁の開口部分などに対して規制が設けられている地域が準防火地域になります。

 

また、延べ面積が1500uを超える鉄筋コンクリート造などのマンションなどの耐火構造にし、地下を除く階数が3階以上もしくは延床面積が500〜1500uの建築物については、耐火建築物もしくは準耐火建築物にしなければならないなどの決まりが在ります。